青柿の葉 徳島産

 

ツツジ目カキノキ科カキノキ属の落葉樹です。
日本ではお馴染みの果樹で、東アジア特有の植物です。原産地は中国の長江流域で、現在も自生しています。

学名でも「カキ」と呼び、欧米ではオリエンタルな果樹として好まれ栽培されています。イタリアの寒冷な山地でも、周囲の景色に馴染んだ姿が見られます。

主に実を食べますが、葉にはタンニンを多く含み、様々な効能が期待できます。
ツツジの仲間なので柿の葉は紡錘形で、手のひらサイズほどの大きさです。春に芽吹く若葉は、天ぷらにして楽しむこともできます。

タンニンには防腐作用があります。
奈良の山地で暮らす人々にとって、柿は身近にあるものでした。貴重な塩や魚が手にはいると、それを押し寿司にし、柿の葉で包んで重石を置いて保存しました。

お料理の彩に是非お使いください。