大和芋 群馬産

 

一般に山芋と呼ばれるものには、大きく分けてヤマノイモ、ジネンジョ、ダイジョの3つの種類に分かれます。また、 ヤマノイモはさらに、よくスーパーで見かける長いナガイモ群、関東で大和芋として売られていることもあるイチョウのような形のイチョウイモ(銀杏いも)群、塊状のヤマトイモ群の3つに分けられます。

ヤマトイモ(ツクネイモ)は一般的な長いもと同じ仲間です。使い方もほぼ同じですが、粘りの度合いが全くと言っていいくらい違い、強烈に強く、よくすりおろしたものは箸で全部持ち上げることが出来るくらいです。

凸凹したものは皮がむき難いですが、黒い部分が混じらないよう綺麗にむいてください。

味にクセはなく、加熱調理すると優しい良い香りがします。

すりおろしたヤマトイモに軽く塩を加え、オリーブオイルかバターを敷いたフライパンで両面こんがりと焼き上げる表面はカリッと、中はふんわりした食感でととても美味しいガレットになり、メイン料理の付けあわせなどにも使えます。また、沸騰させている出汁の中にスプーンで落とし、浮いてくるまで加熱するとふわふわモチモチの浮き身になります。

すりおろしたものを海苔で巻いて揚げる料理も定番です。

もちろん、出汁で伸ばしてトロロとして食べても美味しいです。