ししとう 高知産

 

ししとう(獅子唐)は甘とうがらし(唐辛子甘味種)の一種で、「南蛮辛子」又は「南蛮」とも呼ばれ、 辛い唐辛子と同じトウガラシ属になります。

ししとう(獅子唐)はししとうがらしとも呼ばれていますが、その名前は、でこぼことした起伏のある形が獅子の顔をイメージさせることから名付けられました。

普通はあまり辛くない品種ではありますが、時に凄く辛く、まさに唐辛子その物と言ったものもまぎれていたりしますね。これは育つ環境によって、乾燥など強いストレスの中で育つと辛くなるようです。また、すごく辛い物の多くは小ぶりで中に種が少ない事が多く、これは受粉不良によるもので、こういったものも激辛唐辛子になってしまいます。

ししとうがらしは油との相性がよく、強火でサッと炒めると風味も食感もよくなります。天ぷらや素揚げなどにする場合は、破裂防止のため、必ず爪楊枝や包丁の先で穴を数ヶ所あけておきましょう。