早春に発生する数少ないきのこである。海岸黒松林の有機物のほとんど無い砂中の黒松の細い根に菌根を作って根にそって不規則に広がる。砂中にあるときは白いが地上にさらされると淡黄、褐色になり白いものを「こめ松露」茶色いものを「むぎ松露」と言う。吸い物の浮かしや、串焼き、茹で松露の湯葉まきなど京料理に多く使われてきた。

 

主産地 : 千葉、兵庫
時期 : 3~4月
規格 : 特になし