暑さに強くアジア南部、インドネシア、オーストラリアに広く分布するが、野菜として利用されるのは主として中国と日本。気温が高い夏場になると、よく育つ野菜。冬瓜と書くのは貯蔵がきき、冬場に利用されることが多かった為だと言われている。栄養的には水分がほとんどで、利尿作用があり、カリウムを若干含む。皮は若いうちは淡緑色で表面にうぶ毛が密生している。熟すにしたがってうぶ毛がとれ、皮の色も濃くなり、完熟すると表面に白い粉をふき、まだら模様が出てきたりする。独自の味はなく、きわめて淡白な野菜である。あんかけや、スープ煮などに使われる。

 

主産地 : 沖縄、愛知、岡山、和歌山
時期 : 2~11月
規格 : 1ケース=2~4玉