ヨーロッパ原産で、古代ギリシアの時代から食用に栽培されていたと言われる。日本での食用栽培は明治以降のことだが長らく缶詰用のホワイトアスパラガス一辺倒であった。昭和40年代以降、グリーンアスパラガスが多く出回るようになった。グリーンとホワイトの違いは品種上の差ではなく、ホワイトは芽が出る前に盛り土をして光を当てずに土中で育てたものである。グリーンアスパラガスには、ビタミンA、B2が比較的多く、穂先には高血圧を予防するルチンが含まれる。写真上から、グリーンアスパラガス、ロングアスパラガス。

 

主産地 : 長崎、愛媛、香川、広島、長野、北海道
時期 : 通年
規格 : 1束=100g、150g