ムカゴ 鳥取産

 

ムカゴはナガイモや自然薯などのヤマノイモ属の蔓になる肉芽の事で、秋になるとヤマノイモの蔓の葉の付け根辺りに沢山付き、地下の芋同様貴重な山の幸として食用になります。

量がそれほど採れないせいか、今ではあまりポピュラーな食材ではなく、スーパーなどでもあまり見かけませんが、昔から親しまれてきた食材です。

ムカゴはヤマノイモの肉芽で、ムカゴを土に埋めておくとそこからヤマノイモの芽が出てきます。種と同じ働きをするというわけです。栽培の場合、芋を切って種芋にして苗を作る場合が多いようですが、実際にナガイモや自然薯などをこのムカゴから栽培する事もあります。

むかごは皮はむかず、そのまま調理します。

むかごご飯 ムカゴ100gで3~4合のご飯が炊けます。ご飯と一緒に炊き上げてもいいのですが、面倒でもムカゴだけ別に塩湯でして、その茹で汁でご飯を炊いてから混ぜるようにした方がムカゴがホクホクと食感が残って美味しく仕上がります。