白瓜 静岡産

 

白ウリや青ウリと呼ばれているものはウリ科の蔓性植物になる果実の総称で、マクワウリの変種と言われています。白瓜は薄緑色をしていますが、熟すと表面が白くなるのでシロウリと呼ばれるようになったようです。また、主に漬物にされることから「ツケウリ」と呼ばれたり、そのほかにも地方によっては「アサウリ」や「アオウリ」などとも呼ばれています。

概観はともかく、基本的には薄緑から白っぽい果肉はきゅうりほど水分はなく、シャキシャキした食感があります。熟してもマクワウリのように甘くはならず、香りはきゅうりほど強くはありません。一般的には奈良漬や糠漬け、浅漬けなど漬物に使われる事が多いですが、スライスしたものにさっと塩を振りかけて馴染ませてから絞るだけでサラダや和え物としても美味しく食べられます。